ASD(自閉症スペクトラム障害)とは…
「ASD」は100人に1~2人の割合でいるとされ、男性の方が数倍多いと言われています。主な症状は、コミュニケーションの障害(人の気持ちを理解するのが苦手、冗談や比喩が理解できない)、興味の限定、日課や習慣や予定の変更に弱い、特定の物事に強い拘りがあるなどです。また、青年期に自分と他者との違いに気づき「対人関係が上手くいかない」といったことに悩んで、不安症・うつ病を合併するもあります。当作業所の取り組みとしては、個別または小集団による作業を行うことでコミュニケーション能力と適応力伸ばし、経験を積み重ねることで、新しい場面による不安が減り、集団活動への参加意欲を高めていきます。不安症・うつ病がみられたら専門医による服薬治療で改善することもあります。
2022年06月26日 07:04